40、第1回目の調停

調停の申立をして約1週間後、調停への呼び出し状が送られてきました。
その、約1カ月後に調停を行うための日が定められていました。
当日、私から話し始めることになりました。
調停では男女とも一名づつおられました。 
双方とも 50代ぐらいの方が調停員として対応してくださりました。
元夫の顔を見たくなかった私は調停では別々の部屋で話をしていくという事を聞き、少しほっとしたのを覚えています。離婚体験記
なお私の場合、書記官の女性が一名同席されておられましたがこれは一回目だけで2回目からは出席されておられませんでした。
調停員中、
男の方から気さくな印象を受けました。
男の方は元夫に一回目の面談後、私の浪費(北海道旅行に行った際、あちらでの食事、お土産代などの分が10万、一度月20万になったことがあったため)について元夫寄りになった印象がありましたが、
2回目の面談時に元が私を健康保険や年金などの扶養にいれてくれておらず、私自身で年金を払っていることについては
「ご主人には言えんけど会社に直接言いに行けばいい」など、言われました。
この件に関しましては男性調停員の方だけでなく、女性調停員、書記官の方ともに社会保険事務所に行きなさい、と一生懸命説明してくださいました。
また、 持参した経過書は一回目の主人の面談時に目を通してくださった様子でした。

女性の方の調停員は、私が調停申立書に添付した今までの経過書を読んでくださっていたのと、親身になってくださる印象でした。
また、進行役でもあられました。
男女調停員の方は元夫が穏やかな良い人印象だった様子を受けておられるようでした。

次に私が伝えた元夫への離婚要求および離婚条件に関して、元夫は以下のように言っていたということを調停員より告げられました。
(1)離婚に関して  私がそのように言うのならそうしましょう。離婚体験記
(2)慰謝料に関して 私が提示した500万という金額に驚いていたとのこと
(3)財産分与に関して マンションのローンが****万残っている。
賃貸料があっても毎月2万の赤字である。
男性調停員の方から私のカードの支払いも補填補填でやっている様子でありマンションのローンも残っている。
また、マンションの名義変更はお金が急用の私にとっては時間がかかるので養育費で子供の進学に合わせて割り増ししてもらってはどうか?
元夫には返済で破産してもらってはならないので。
と言われ少し嫌味にとれてしまいました。
(4)養育費に関して 元夫は払う意思はあるが一人7万は多いのではないか
(5)年金分割に関して これについては、元夫には今回確認してもらえていませんでした。
(6)親権に関して  母親である私に譲るし、争う姿勢は見せませんでした。
(7)面接交渉権に関して 子供に関しては一切、様子を伺うもなかったそうです。
(8)その他気になった事 調停員の方、婚姻費用22万は主人にローンが残っていることから多いかも。
と思っておられる印象でした

私は調停員を介して元夫に以下のように回答いたしました。

元夫がローンの返済や私が作った借金と主張する件に関して(返済票や借入票も持ってきていて、男性調停員の方が話しがスムーズにできましたよ、と評価されているようでした)
元夫の今の暮らしぶりをみて到底お金に困っているようには思えない。
今までの当然いただける生活費がカード返済という形になって浪費だと主張されているが、私自身の持ち物を売り、生活費に関して精神的に追い込まれた日々が普通の暮らしぶりであったなら、もっと多くの額を主人は家族に支払わなくてはならなかったはずです。
今更、お金がないなど、信じません。
ローン返済など、返済を残しているのは完済できる資力があるにもかかわらず、私との離婚を想定して持ち越しているのだと思います。
と伝えました。
慰謝料に関しても「ちょんこ」(韓国人に対する差別用語)などの言葉は言われたものしかわからない。
子供たちのことも、そのよう(ちょんこ)に考えているから、一切の様子を伺うもなく、私がいつ元夫の父や世間に韓国人であることを公表するか気がかりなので、早く縁を切りたいと思っているのでしょう。
子供や私たちがいなくなり、喜んでいると私も娘も 出て行った後の、家の様子で確信しています。
申し出た金額に関して、私自身妥協は考えておりませんと調停員の方にはお伝えしました。

時間は、当初聞いていた通り、2時間程度であり、第1回目の調停は、私の話を最初に30分。その後、30分調停員に聞いてもらい終了しました。

41,第2回目の調停

第2回目の調停では、男性調停員の方が的確なアドバイスで話しやすかったのを覚えています。
女性調停員の方は、今回はあまり機嫌が良くないように思いました。
男性調停員の方とのやりとりもそうですが
「相手からとれるだけ取ってやると思わないで、しっかり働いてもらって安全策をとった方が良い」
「お互いに選んだ道なのだから」
「あと3,4回で調停は終わるつもりで」
とのようなことを何度か話しておられました。

そして、元夫からの発言を調停員を介して私は聞きました。
(1)離婚に関して 前回と変更なく元夫も承諾している。離婚体験記
(2)慰謝料に関して 主人がどのように答えたのかは調停員の方は述べられませんでしたが、男性調停員の方から「養育費と慰謝料合わせて下の息子さんが大学卒業するまで17万支払うということではどうですか?」とのお話があり女性調停員の方からは
「慰謝料と言うと相手は払いたくないと思いやすいから解決金という表現で話を進めるという考えもあるのでは?」と言われていました。
(3)財産分与に関しては マンションのローン残高*月**日時点で*****円で平成**年**月*日迄 毎月*****円の支払い。
家賃収入が****円。
管理費が****円かかっていると言われました。
なお平成**年以前の子供二人と私名義の預貯金は個人消費の目的で使っていないということ。 (生活費に当てたと彼は言っているそうです。)
生命保険については子供二人と私に生命保険をかけているが、その保険を担保に借り入れがあるため、解約できかねる。
離婚後も元夫が支払うのでかけ続ける。
とのこと
給与振込み口座に関してはコピーを次回調停時に持参すると伝えられました。
(4)養育費に関して
元夫から「前回の調停時、14万でも良いとのことを言ったが、後で考えると払いすぎかと思う」と回答していたそうです。
(5)年金分割に関して 元夫が「これ以上まだ取る気かと思う。。」と話していたらしいです。半分は拒否という意味なのかと私は思いました。
(6)親権に関して 前回と変更なく私で良い
(7)面接交渉権に関して 今回も話なく(調停員の方いわく、当面の生活費が早急に必要であろうから、まずはお金の話のみになっているとのこと)
(8)その他気になった事として、 今回のボーナスを半額欲しいと家計簿も見せ伝えました(子供たちが夏季講習にも参加したい等々の理由で)が、元夫は払えないとのこと。
賞与も考えて毎月17万払うことで、借財を考えるといっぱいいっぱいとのことでした。
しかしながらその後元夫がすぐに私に渡して欲しいものがあるということで男性調停員の方が元夫に聞きに行きますと、息子の**貯金(別居後すぐに郵貯に預け返した残金「0」円の口座)のキャッシュカードを渡してくるのです。
「できるのなら5万ほど振込むから」とのことでだそうですが、
私は意味がわからず(振り込むのなら、生活費を振り込んでもらっている口座で良いのではないかと思うからです)
今考えますと、息子が主人が二台DVDレコーダーを持っているので一台譲って欲しいと言っているとのことも伝えてもらっていたことから、
息子が近づいてくることに心が動いたのかもしれません。。。。

DVDレコーダーに関しては元夫は快諾していたらしいのですが、義父からの命令で私が元夫・子供たちと一緒に住んでいた**の家の鍵を替えろと言われ、玄関の二個あるうちの一個の鍵を替えたらしいのです。
ですので、連絡をくれたら私が持っている鍵の方だけであけれるようにしておくと言ったり、DVDを取りに来る連絡をくれたら渡すと言ったり、、、
この件で男性調停員の方は「ご主人はお父さんにコンプレックスがあるのだろう」と言われていました。
娘はこのことを伝えると義父に対して怒っていました。

私は今回の調停で元夫が 生命保険を担保に入れてまでの借財があることについて驚きましたが、ショックを受けてばかりもいられませんから、
婚姻費用、ボーナスの件は受け入れられないと調停員を通じて元夫に伝えました。
養育費も一人9万ほしいと息子の病気のことも含め、伝えました。

2回目の調停ではお互いの主張もだんだんと明らかになってきて、またそれに伴い不安も生じてきました。
調停員の方からは負の財産も財産分与になってしまうし、誰が作った借財かという話になると、時間もかかるし争いになる。
と言われて今後、どのように主張していくべきかその当時私は本当に悩みました。
男性調停員の方は養育費14万慰謝料3万で息子が23歳になるまではどうかと言われています。
ただ、年金に関しては、私としては専業主婦など経験させてもらったことは皆無で、家計も全て取り仕切り、知らない借財も増やすばかりで責任転嫁までされているので、変わらず半分を第3回目の調停では、主張したいと考えていました。

また今回の調停では、調停員より次回の調停までに考えてきて欲しいと言われた事項が以下の通りありました。。
・養育費と慰謝料を一緒にした額として考えていくか、慰謝料は別として考えていくか
・婚姻費用に関して主人は17万、私は22万と折り合いがついていないこと
・マンションの財産分与
・年金分割の折り合いもついていないこと

最後に、 今回の調停でテープも聞いてもらいましたが調停員の方、二人ともに元夫のことを「まっすぐな人」「お金にしっかりしている」などと
私が心配しておりましたように、他人の心をつかむことに長けている元夫に悪い印象はない様子です。
離婚体験記
離婚体験記
負の財産を考えること、とれるだけとるなどと考えないようにと言われること、調停員の方は借財がありながら17万振り込むだけでも良しとしたら?
と考えているような気がすることから
次回調停時(第3回目)に、元夫が通帳を提示して資金繰りに苦しいことが判明した場合、婚姻費用に関しても審判になっても良いなど、強く出ることが私の印象を悪くしてしまいかねないので、養育費16万慰謝料4万で月20万ということで主張していくことを考えたりもしました。
今までの闘いが長かった分少し、息切れをし始めていたのかもしれません。

42,第3回目の調停

第3回目の調停では、
男性調停員の方がメインでお話を始められました
次に離婚体験記
女性調停員の方が、「あなた(私のこと)は自分の感情はさておき、かなりの我慢をして子供たちのことを彼に協力してもらおうとされている。」と私に言われ
元夫にも「奥さんは周りの方に相談したところ、いろんなことを言われる。
だからお金できちんとしてもらえているからと周りを(特に叔父を)納得させようと考えておられる。
あなた(主人)と子供さんのことを第一に考えておられ、様々な感情をかなり抑えているのですよ」と話してくれたそうです。
今日は、お二人とも公正な態度をとってくださっているように感じて、比較的安心して調停にのぞめました。
第2回目での女性調停員の言葉を受け、不安な気持ちで第3回目の調停を受けましたが、その不安も女性調停員のこの言葉でいくらかぬぐえました。

いつもと同じように、調停員を介して元夫と以下のような会話をしました。
(1)離婚に関しては当初より変更なしということ。離婚体験記
(2)慰謝料に関して 
14万養育費3万解決金合計17万子供が大学卒業するまで
今回の引越しに掛かった費用の半分。
万が一にかかる子供の費用(入院や進学等)はみれる範囲で援助するとは話しているそうです。
(3)財産分与に関して 今回は話なし 
(4)養育費に関しては以下詳細いたします。
(5)年金分割に関して 主人が「社会保険事務所等で知恵をつけられたのだろう、半分ではなく6:4などとしてほしい。」と話したそうですが、
女性調停員の方が「時代の流れで5:5になっているし、婚姻生活を送っていた際の年金分割だから。。」と話してくれたそうです。
また、調停員の方から「これは5:5だから危惧しなくていい」と私に言われました。
(6)親権に関して  母親に譲る。
しかし、税金対策のため離婚後も二人を扶養としたいとのことです。
(7)面接交渉権に関して 話しはありませんでした。
(8)その他気になった事 **月でマンションの賃貸が空きの状態になるそうです。国民年金の未払い分は全て主人が支払うそうです。(今更、会社に遡って第三号扱いにしてくれとは話しづらいとのこと。)

その後、私は以下のように元夫と調停員を介して話し合いを重ねました。
まず、上記には記載しておりませんが、元夫から平成20年分の確定申告を市役所に行って申し出て欲しいとのことのみです。
「できるだけ早く市役所へ行き手続きします」と私は答えました。

離婚時、一括で80万(引越し費用半分含む)として、話を始めましたが女性調停員の方が取り違え
主人に引越し費用40万、別に人権問題などで80万解決金(慰謝料)と話をされたようで
主人は「もう払えない。月々三万支払う約500万円の慰謝料の内に人権に関しての慰謝も含まれていると判断していた。引越しの費用は明細を見せてくれたら支払えるかどうか考える」と話していたらしいのですが
クーラー代金が未払いと伝えると、「業者が彼女をせきたてているのか?(急を要するお金なのか)」「分割になるかもしれないが払う」と言っていたそうです。
約98万の引越しの費用のうち半分を支払うという確約ではないのですが
話の流れになっています。
両調停員の方は、クーラー代金は来年一月払いだと私が伝えたところ、「ご主人は支払うと言っているのだから、来年一月だとか言わなくてもいい」と
女性調停員の方は「ご主人の気が変わらないうちに次の調停を早くしましょう」ということで*月*日の*時**分からという日程になりました。

男性調停員の方は「ご主人はかなりの額を支払うことになる。(国民年金だけで20万近くなりますので)彼の性格から綿密に資金表をたてて考えた17万だから気が変わることはないだろう。
引越し費用の半分は払ってもらうべきだ」と話していました。

43,第4回目(最後の戦い)

離婚体験記調停もいよいよ終了が近づいてきました。
私は最後の戦いになるだろうと、調停に臨むための準備を事前に行いました。

特に前回元夫が言っていた税金対策として子供たちを自分の扶養に入れたいと考えていることに関しては、
「民主党が政権を取ったこと」、「子供手当の創設」、「児童扶養手当」。
そして、扶養者控除が撤廃されることから、元夫が言っていた税金対策は意味をなさないと考え、
子供たちの扶養者は私としました。
それによって、子供たちの健康保険代金も支払わないといけなくなりましたが、
メリットが大きいと考え、選択した結果でありました。

運命の日、調停員はいつものように親切に対応してくださりました。
そんなこともあり、私は比較的落ち着いて、決まっていたいところを決めていく作業となった。

まずは、慰謝料・養育費に関して。
養育費は子供たちに対して毎月7万円ずつと撮り決められました。
また、慰謝料に関しては、下の子供が大学卒業するまで、月3万円ずつと決まりました。

次に、年金分割の話が出た時には、私は一瞬あまりの驚きのあまり、離婚体験記
空いた口がふさがりませんでした。

元夫は、年金分割における負担割合を「0:100」つまり、
元夫は私に対して一銭も年金分割をしたくないという意思の現れでした。
どこまでいっても元夫は私を苦しめるようです。

その後、調停員からは年金分割の部分の取り決めだけ今回の調停事項にはせずに、
離婚後改めて年金分割の取り決めを行えばよいと伝えられましたが、元夫の性格を知っている私としては、
そのような提案に元夫は乗ってこないだろうと考え、分割割合を「50:50」を主張し、その後、
「40:60」つまり、夫の支払ってきた婚姻期間中の厚生年金の記録の内、40%をもらう事になりました。
その後、養育費の支払い口座を子供の口座などにし、取り決めは終了しました。

調停の終了に当たって、最後は調停員・裁判官そして、元夫と同じ部屋で調停調書の内容を確認しなければなりません。
離婚体験記元夫と同じ空間にいることを想像するだけで、息が荒くなり、過呼吸になりそうでしたが、子供たちのため、
最後の嫌な思いと考え、最後の調停調書の内容を元夫と確認しました。
夫は最後に見た時と同じように不機嫌な様子のままでした。

その後、調停調書の正本の発送などを裁判所書記官の方にお願いし、
調停は無事終了しました。
時計の針は、7時近くなっていました。

もうかれこれ、3時間近く裁判所にいたことになりました。






→続きを読む→ pagetop
離婚協議書・公正証書作成に関する
お問い合わせ
公正証書作成の必要性

離婚と民法条文→